「美容室の倒産件数が過去最多」
というニュースを目にして
「うちの店は大丈夫だろうか…」
「この先の美容室経営はどうなるのか…」
と不安を感じた方も
多いと思います。(私も含め)
しかし
先に結論をお伝えすると
潰れているのは“すべての美容室”ではありません。
倒産が増えている今だからこそ
むしろ安定して売上を伸ばしている
小さな美容室も確実に存在しています。
この記事では
小さな美容室専門コンサルタントの立場から
- 美容室倒産件数が過去最多と言われる理由
- なぜ小さな美容室ほど厳しくなっているのか
- 今すぐ現場で実行できる生き残り戦略
を できるだけ現実的に解説していきます。

美容室倒産件数が「過去最多」と言われる理由
「美容室倒産件数が過去最多」というニュースは
帝国データバンクなどの信用調査会社が発表した
倒産動向調査をもとにしています。
ここで重要なのは
倒産=経営者が無能とか努力不足
という単純な話ではない
という点です。
倒産件数とは
法的整理や事業継続が不可能になったケース
を指します。
つまり
「外部環境の変化に耐えきれなかった店舗が
一気に表面化した」というのが実態です。
倒産している美容室の多くは
- 個人経営
- スタッフ数が少ない
- 開業から10年未満
といった いわゆる「小さな美容室」です。
体力のある大型店やチェーン店よりも
固定費・集客・人材のすべてを一人で抱える
小規模店ほど影響を受けやすい構造になっています。
なぜ今 小さな美容室ほど苦しくなっているのか?
1)美容室の数が多すぎる
美容室の数は
コンビニより多いと言われるほどです。
これはつまり
- 技術がある
- まじめにやっている
だけでは
選ばれる理由にならない時代だということです。
「近いから」「安いから」
だけで選ばれていた時代は終わり
「そのサロンに行く理由」がなければ
そもそも存在していないのと同じ状況になっています。
2)原価・固定費は上がるが 価格は上げにくい
- 薬剤・商材の値上げ
- 光熱費の高騰
- 家賃・人件費の上昇
など 経費は確実に上がっています。
しかし一方で
「値上げしたらお客さんが離れるのではないか」
という不安から
価格を上げられない美容室が非常に多いです。
結果として
売上は変わらないのに
利益だけが減っていくという状態に陥ります。
新規集客が「なんとなく」になっている
- ホットペッパーに載せている
- SNSは一応やっている
しかし その内容は?
- 誰に来てほしいのか
- 何を強みにしているのか
が曖昧なケースも少なくありません。
幅広く集客しようと欲張るほど
誰も集客できないループに陥ります。
倒産する美容室と 生き残る美容室の決定的な違い
生き残る美容室は「全部やらない」
生き残っている美容室ほど
- ターゲットを絞る
- メニューを絞る
- 得意なこと以外はやらない
という選択をしています。
「選ばれる店」は
何でもできる店ではなく
これだけは強い店です。
倒産する美容室は「誰でも来てほしい」
倒産リスクが高い美容室ほど
- 年齢も性別も関係なく
- どんな悩みでも対応
- 安ければ来てくれるはず
という考え方に陥りがちです。
結果として
客層が安定しない
→ リピート率が上がらない
→ 売上が伸びない
というループに入ります。
「自分の店も危ない側かもしれない」
と感じた方もいるかもしれません。
実際 私もそうでした。
しかしマーケティングを勉強すると
「問題は努力不足ではなく考え方と設計のズレ」
という事に気付かされ
軌道修正して
倒産の危機を乗り越えました。
小さな美容室が今すぐやるべき生き残り戦略3つ
1)サロンの「強み」を1つだけ言語化する
サロンを一言で説明できる強みを決めてください。
例えば
「くせ毛専門」「傷まない白髪染めが得意」
「大人女性専門」「マンツーマン施術」など
「何が言いたいのか かわからない美容室」は
検索でも選ばれません。
サロンの強みがピンとこない時は
お客様が答えを持っています。
常連のお客様が
なぜ自分の美容室に通ってくれているのか?
しっかり俯瞰で観察しましょう。
私の講座では
「サロンのミッションを明確にする」
と題して解説しています。
2)新規集客は“数”ではなく“質”を追う
「上がり続ける経費」「減り続ける人口」
「衰えていく体力」…
どう考えても高単価のお客様を集客した方が
経営は圧倒的に安定します。
- 単価が上がる
- 定期的に通ってくれる
- 店の価値を理解してくれる
そんな方に選ばれることを目指しましょう。
3)ホームページを自作して自分の想いを伝える
普段 私たちがごく自然に検索をしている
事実からもわかるように
これからの美容室経営に
ホームページは必須になります。
サロンの強みをたくさん記事にして
思い描いたお客様の集客を目指しましょう。
ホームページ集客が
上手くいっているのであれば
必要ありませんが
外注でも自作でも
ホームページはあるけれど
集客できてないのであれば
めんどくさがらずに
少し勉強して自分で立ち上げた方が
大幅なコスト削減にもなり得策です。
私は全く無知な状態から
ホームページを自作し
6000人/月がみてくれるまでになりました。
地方の美容室であれば
2ヶ月程度で集客できるようになった実績もあります。
その工程を素人でもわかりやすく
講座で解説しています。
・自分の店のどこがズレているのか?
・何から手をつけるべきか?
・どこを捨てるべきか?
全部を一人で判断するのは
想像以上に大変かもしれません。
これからの時代 小さな美容室に必要な考え方
小さな美容室の強さは
小回りがきく事です。
気づいたら
即行動し
結果をブラッシュアップする。
この繰り返しが
サロン経営をさらに強くします。
すべての人に好かれようとしたり
流行を追い続け過ぎる事なく
「サロンの独自性に特化したメニューを進化させる事」
に専念し
それを伝える仕組みを整える事が
これからの美容室経営に必要な考え
だと思います。
「売上が伸びない小さな美容室」が
どこを直せば立て売上アップできるのかを学び
実体験してきました。
その中で
「これを最初に知っていれば遠回りしなかったのに」
という内容だけを3ステップにまとめて
美容室経営コンサル動画を制作しました。
・集客する前にやるべきこと
・失客しない高単価メニューの作り方
・小規模美容室の経費をかけない新規集客
こうした内容を実例ベースで解説しています。
もし
「このまま何となく続けるのは不安だ」
と感じているなら
講座の「ハイライト動画」をご覧頂き
必要性を感じて頂けたら
ご購入をご検討下さい。
まとめ|倒産ニュースに振り回されないために
美容室倒産件数が過去最多という事実は
確かに重いものです。
しかし それは
- 強みが曖昧
- 集客が他人任せ
- 価格だけで勝負
といった美容室が淘汰されている
という側面でもあります。
小さな美容室ほど
方向転換は早くできます。
今やるべきことは
頑張ることではなく「選び直すこと」
この一歩が
数年後の安心につながるのではないでしょうか。
真面目にがんばる美容サロン経営者を応援します。

