
技術にはそこそこ自信があるけど
売上が中々上がらない…
そんな悩みを抱えている
昭和を生き抜いた
オーナースタイリストは多いです。
(私もそうでした)
カットも丁寧
接客も悪くない。
でも
中々固定客が増えない…
随分前になりますが
私なりに
この事実を
過去の同僚を思い出しながら
分析した結果
1つの勘違いに気付きました。
「上手だった」は 再来の理由にならない
技術者上がりの経営者なら
(言葉は悪いですが)
「たいして上手でもない
あのスタイリストが
なんで沢山の顧客がつくのだろう?」
と感じた経験ありますよね?
固定客の多い美容師(美容室)は
お客様に何を提供しているのか?
共通しているワードは「安心」です。
固定客の多い美容師が担当する
お客様は皆リラックスしています。
結果的に 話ははずみ
身も心もリフレッシュして帰り
またスッキリするためにリピートする。
そんなサイクルが垣間見えます。
美容師側が
「完璧な技術!」と思っても
印象としては大事な事ですが
リピートする動機にはならない
と言う現実も多々あります。
(すでに経験されてるとは思いますが)
なぜなら
お客様は「出来て当たり前」
思っている場合が多く
「他の美容室でも同じくらいかも」
と思えば
「もっと安い店」
「もっと近い店」
「話しやすい人(サロン)」
へと流れてしまいます。
つまり お客様は
「技術で満足しても
安心が提供されないとリピートしずらい」
と言えます。
もちろん
“技術”でリピートするお客様
もいます。
しかし 例えば
売り上げ 100万円/月/1人
を超えられないようであれば
何かを軌道修正しなければ
「もっといい生活」の景色
は見えてきません。
昭和の美容室経営者の注意点
今の時代
コンプライアンスが注視され
悪気はなくても「ハラスメント?」
になりかねません。
私も含め
昭和にアシスタントを経験した人間は
当時当たり前だった習慣から
その辺が鈍感になりがちです。
そして1番上に立つと
その事を指摘しくれる人間も
少なくなります。
私の場合 今思えば
お客様にもスタッフにも
「圧」をかけてたと思います。
お客様には
極論でスタイルを提案するのでなく
その前に
は話を聞く姿勢が大切です。
スタッフであれば
ダメ出しの前に
いかに自分で気づいてもらえるか?
の方向に考えをシフトすべきです。
どう軌道修正する?
個性は大事です。
そこに自分のサロンの存在意義
も生まれます。
しかし 経営となると
サロンを維持 発展させる義務が
生じます。
「技術で感動させよう」
とする前に
「安心してもらおう」
という視点を優先すると
リピート率は上がります。
具体的には!
初めてのお客様であれば
1)まずお客様の髪に対する不満を
全部吐き出してもらう。(聞き出す)
2)それに対してプロとしての提案を
分かりやすい言葉で複数提案する。
3)プランが決まったら
落ち着いたトーンで会話しながら
施術を進める。
自分の主観を押し付けない。
再来のお客様であれば
1)カルテを利用して「前回こうでしたね」
と一言添える。
2)次回のスタイル提案を軽く伝えておく。
3)お礼メッセージを送る。(DM ライン メール)
「覚えていてくれた」「気にしてくれてる」
と感じ「安心」が生まれます。
環境であれば
1)BGMはリラックスできるか?
2)雑誌(タブレット)は適切か?
3) インテリアは心地いいか?
これらの環境がお客様にマッチしており
「安心する体験」を提供しいます。
そこに
「あの美容室に行くと落ち着く」
という信頼が生まれます。
※ この事実がマーケティング用語で
「ターゲットを絞れ」
と言われる所以でもあります。
技術者志向の経営者は
「新しいスタイル(刺激)の提案」
ばかりにとらわれがちです。
(私もそうでした)
もちろん悪いことではありませんし
そこにファンも付きます。
しかし
売り上げが伸びないのであれば
「お客様の不安を減らす努力 工夫」
を優先する事をお勧めします。
新規集客にお金をかけるより
よっぽど利益が出ます。
まとめると
ちなみに私の昨年のリターン率
(3ヶ月周期)の平均は
既存客 96%
新規客 75%
でした。
(新規は2人/月程度です)
まだまだ完璧ではありませんが
お客様は
「安心」を買いに来てる。
と自分に言い聞かせ続けるうちに
特に新規のリターン率が上がってきました。
そこに至るには
「サロンの方向性やターゲットをハッキリさせる事」
が大前提で
それを活かすための仕組み(戦術)
が欠かせません。
“すごい技術”
より
“なんだか安心”
の提供
を意識してみてください。
リターン客は増え
結果
売上は上がります!
真面目にがんばる美容サロン経営者を応援します。


